当プロジェクトは下記のフローで活動していくことを計画しています。
- Step1計画
冬眠していたくまちゃんの入院準備・病院探し・プロジェクトフローのプラン
・医師とのオンライン面談等を通じて方針を確立してきました。
・15年前に青森県で津波に流されたくまちゃんが、なぜ、今、神戸にいるのか、過去情報の振り返りと整理を行います。
・プロジェクトが目指すことを確立します。
・これらの情報を公開・発信する場を設けます。
時期:2025~2026年1月 - Step2治療
くまちゃんの入院・治療
診察・手術と手当の方法の検討、洗浄・入院
長い間、被災した時のまま真空パックの中で眠っていたくまちゃん。
まずは被災による痛みを癒やし、もう一度、誰かに抱きしめてもらえる身体を取り戻します。入院先と、医師の選定:
東京都千代田区のぬいぐるみ専門病院「杜の都なつみクリニック」にお世話になることを決めました。
仙台ご出身の院長 箱崎 なつみ先生をはじめ、
スタッフのみなさんにお世話になります。(写真提供:杜の都なつみクリニック)
https://natsumi-clinic.com時期:2026年2~3月

2.24、神戸から東京に連れていき、入院しました。
(2月、温かくお迎えいただき、丁寧なケアをしていただけました。)
どのような手術・治療・治癒を行なっていただいたかも、追っかけ詳細レポートを公開していきます。

- Step3退院(身体の再生)~リハビリテーション
くまちゃんのリハビリテーション
泥まみれの海水に浸かって汚れたまま、誰にも触ってもらえなかった 15年間。
この封印されていた歳月をリセットし、元どおりのぬいぐるみとして、誰かに抱っこしてもらえる日に向けて
ゆっくりと歩み出したいと思います。除菌・滅菌の措置は、退院時点では十分に行き届いていると思いますが、
なお、再生後、これからの日々に向けて、抗菌や殺菌など、さらに施すべきクリーニング策があるかを検討し、処置する期間を過ごします。
また、
再生したくまちゃんの情報公開の準備を進めます。時期:2026年4~6月頃
- Step4公開と持ち主(情報)探しの旅、くまちゃん語り部
くまちゃんの姿を見ていただけるよう、展示企画を立ち上げ、巡回を計画します。
長い間冬眠をしていたこと、また今、目覚めて再生したこと。この過程の紹介を伴い、
3.11災害の再認識とともに、被災したぬいぐるみの再生の道についても学べる場とします。
この展示企画をきっかけに、このくまちゃんがかつて住んでいた場所や家族についての情報提供を公募します。巡回展示を行う際、展示開催の各地で「この子に見覚えはありませんか?」と呼びかけます。
呼びかけには、ローカルメディアのニュースのご協力を求め、またSNSも活用します。巡回展は、東日本大震災で被災した東北各県などを対象とし、また全国の災害伝承ミュージアム等からもお声がかかりましたら巡らせていただきたいと願っています。
この展示は、くまちゃんの被災から再生の軌跡を紹介するグラフィックパネルを伴い、3.11震災の伝承のための一機会となります。
15年前となった3.11について、その後に生まれた子どもたちや、その親の世代に、親しみを持って触れていただきやすい場となります。展示開催の各地で、再生したくまちゃんが震災の記憶を若い世代につなぐ「架け橋」となり、来場者に災害を自分ごととして捉えていただきます。時期:2026年7月頃~
- Step5持ち主情報の確認
もし、持ち主や、その家族だと思われる方などからの情報をいただくことができましたら、
また、もしも、複数の情報をいただくことになりました場合も、
間違いがないか、どなたの情報がエンジェルくまちゃんに該当するものであるかを
丁寧に調査させていただきたい、と考えています。
3.11当時、どこで、どんなことがあったかを、情報提供者にインタビューし、振り返らせていただき、検証をしたいと考えています。時期:2026年いっぱい~
- Step6GOAL~このプロジェクトが辿り着く「二つの結末」
このプロジェクトのゴールは、大きく2通りあると考えています。
【GOAL-A】ご返還・帰郷先が見つかった場合:奇跡のご返還
エンジェルくまちゃんの家族であることが確認できた方が現れ、確認できた場合、大切に直接お届けにあがり、お返ししたいと考えています。
15年の時を経て元の家族のもとへ。ささやかなご返還セレモニーもできたらと願っています。
くまちゃんに15年ぶりに、安らぎの家へ戻っていただき、プロジェクトは終了を迎えます。
この再会は、震災からの復興を願う心に励ましをもたらせてくれるエピソードトして、話題になるのではないかと思います。【GOAL-B】ご返還・帰郷先が見つからなかった場合:里親探し、または震災伝承アンバサダーへの就任
元の持ち主の情報や、またはその情報から持ち主であることの確証が得られない場合、
エンジェルくまちゃんの、新たな家を探します。里親になっていただき、里親としてこのくまちゃんを大切にしたり、また震災伝承のシンボルとしてなど、活用をしてくださる方を求め、最適と思われる方に、くまちゃんをお譲りしたいと考えています。
その譲渡先を、くまちゃんの新しい「安住の地」として永住してもらいます。
「安住の地」を得たくまちゃんには、その先も、震災の記憶を優しく伝え続け、「復興への希望の象徴」となっていただければと願っています。時期:プロジェクト終了の時期はまだ特定していません。進捗具合を見ながら、設定していきます。
